名古屋、一宮、小牧、稲沢のTKC会計事務所 税理士法人大樹

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医業経営支援

簡易診療圏調査

診療圏調査について

診療圏調査とは?

これから医院を開業されるご予定の地域において、一日につきどの位の患者様の来院数が見込めるかの調査・算出を行うことを「診療圏調査」といいます。 これは開業地としてふさわしい場所かどうかの指針ともなり、事業計画を練るにあたる際、来院数=医院としての収入を予測する情報にもなります。

  • ご依頼は医師、歯科医師のみに限らせて頂きます。
  • 診療圏調査には約一ヶ月程のお時間を頂戴致しますが、簡易的な調査であればソフトにより数時間で分析は可能です。
  • 開業予定の所在地、診療科目等の情報を頂ければ調査は可能です。
  • 診療圏調査の結果は一つの目安であり、調査結果を指針として開業からなるべく早く理想値に近づける事が重要となります。
  • ご提供頂いた情報に関しては、取扱に十分な注意を致します。

    その他詳細につきましては「お申込みに際してのご了解事項」をご参照ください。

診療圏調査の流れ

情報収集

開業予定地の市町村役場で町・丁別、年齢別等の統計資料や近年の人口の推移が分かる資料を入手します。
合わせて当該地の地図も用意致します。

現地調査

実際に開業予定地に趣き、どのような場所かを調査します。
とりわけ競合相手となる医院・医療機関の情報を精査致します。

診療圏仮マップの制作

上記行程で入手した情報を地図上に追加してゆき、全体を俯瞰できる資料を作成します。

診療圏の設定

開業予定医院の「診療圏」を設定します。
診療科目や地域性による差異はありますが、一例として都市部での内科診療医院の場合、診療圏と捉えられるのは、医院からおよそ半径500~1,000mと考えられています。
特殊な診療科目や郊外部の場合、推定範囲は広くなります。
但し、幹線道路や線路、河川等の地形状況によっても、診療圏が変化ないし遮断される可能性も考慮する必要があります。

来院患者数の推移

想定している診療圏内の人口にから、受療率※を算出します。
※受療率=診療圏内患者数×100,000
―――――――――――
調査時点での総人口
診療圏内推定患者数 = 診療圏内人口/10万人 × 受療率となります。
但し、動物病院の場合は受療率を用いた調査の対象外となります。

患者数の見込み算出、及び総合的な判断

上記で算出された見患者数は、圏内に競合医院がない場合を前提とした診療圏における数値となります。
大手総合病院等、地域圏外に患者様が流出していたり、 診療圏内に競合する診療科目を持つ医院がある場合には、それらの要素を差し引いた上で、最終的な来院患者様の見込み数を算定致します。

ここまでご説明した手法によって、開業予定地における見込みが算出されますが、実際に開業されて数値通りの患者様にご来院頂けるかという保証はございません。 あくまで先生及びスタッフ様の努力や姿勢が重要となります。

なお、既に開業をされている医院様は、改めて診療圏調査を行い、新しく取得した結果と現状とを比較してみてください。
結果が芳しくない場合、何かしらの対策が必要となるかもしれません。

弊社では厚生労働省が調査する受療率、総務省が行う国勢調査のデータと弊社のノウハウを併せて、診療圏調査を医院様へご提供致します。

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